ドラマ『【推しの子】』に出演するなえなの&柊太朗&黒田昊夢の"最大の武器"とは?!素敵な撮影秘話も!
Amazonと東映の共同プロジェクトによって製作される『【推しの子】』のドラマシリーズが11月28日(木)よりPrime Videoで世界独占配信、その続きとなる映画が12月20日(金)より公開される。 【HOMINIS撮りおろしも多数】ドラマシリーズで描かれる劇中の恋愛リアリティショー「今からガチ恋始めます」 同作は、赤坂アカ、横槍メンゴのマンガが原作で、アイドルグループB小町の絶対的エースであるアイの子供として転生した双子・アクアとルビーを軸に、芸能界という複雑な世界が描かれている作品だ。 今回は、ドラマシリーズで描かれる劇中の恋愛リアリティショー「今からガチ恋始めます」の参加者として出演しているなえなの(鷲見ゆき役)、柊太朗(熊野ノブユキ役)、黒田昊夢(森本ケンゴ役)の3人にインタビュー。実際に恋愛リアリティショーに参加したことがある3人の目線で撮影を振り返ってもらった。 ――大注目のドラマ『【推しの子】』。出演が決まった際のお気持ちを教えてください なえなの「オーディションを受けて手応えがなかったので、受かったと聞いた時にはびっくりしました。それと同時に、作品があまりにも大人気なので"やらかしたら、どうしよう"という不安もありましたね。もちろん嬉しくもありましたけど」 黒田「僕は受かる前から受かったときのことばかりを、ずっと考えていました。というのも、オーディションでギターのことを聞かれて、そのときに、少しだけ経験があったので、弾けると言ってしまったんです。ただ、プロのミュージシャン役なら、ちゃんと弾けなきゃいけないなと思ったので、それができるかなと不安でした」 柊太朗「僕はたまたまアニメを見て、おもしろいなと思った1週間後に出演が決まったので"嘘でしょ?"と驚きました。ちょうど「今からガチ恋始めます」まで見ていたタイミングだったということもあって、"うわ!今さっき見てたやつだ"って驚きました」 ――演じた役柄とは似ているなと思いましたか?それともギャップがありましたか? なえなの「実年齢と7歳ぐらい差があったので"若いな"って思いました。高校生ならではの考え方とか感情とか、思い出しながら演じました。」 柊太朗「わかる、ちょっと恥ずかしい感じがしたよね」 なえなの「あのキャピキャピ感って、あの年齢特有な部分もあるしね」 柊太朗「僕が演じたノブユキは、おちゃらけているキャラクターでした。ただ、僕自身はそういう人じゃないので、そこは頑張って役作りしましたね。現場でも明るくしようと、ずっといろんな人に話しかけてみたんですけど、慣れないことをやったというのもあって"こうやって話せる人ってすごいんだな、体力を消耗するんだな"と気付かされました」 黒田「僕もギャップがありました。普段の僕は落ち着きがないタイプなのですが、演じたケンゴは結構落ち着いていて、物腰が柔らかいキャラクターなんですよね。実際、アニメで見た時には声が結構低いなという印象を受けたので、普段よりも少し低めの声で演技しましたし。それから、やはりギターがプレッシャーで、プロのクオリティにより近づけるように頑張りました」 ――撮影中のエピソードを教えてください 黒田「僕は海辺での撮影が1番印象に残ってるかな。花火とか、超青春だったよね?」 柊太朗「あと、合間にバスケットボールをみんなでやったよね」 なえなの「バスケと言えば、2人とも全然シュート入らなかったよね?」 柊太朗・黒田「そうでしたっけ!?(笑)」 なえなの「どっちが先に入れるかみたいなちょっとしたゲームをやったんですけど、2人とも全然入らなくて、終われなかったのを覚えています」 柊太朗「映像では入ってるから、いいの!ゴール寄りのカットになってるけど」 黒田「あと、1人1台、インスタントカメラを持たせていただいて。それを撮るのが楽しかったですね。盛れてる盛れてない関係なしに、パシャパシャって」 なえなの「私、けっこうお芝居に集中しちゃって、あれの存在忘れていたんだよね。最後の方に"フィルムが余っちゃうから"って言われて、焦って撮った」 黒田「コツコツ撮ってる人と、ぜんぜん撮ってない人がいたよね」 ――黒田さんと柊太朗さんは、どっち派でしたか? 黒田「僕、けっこう撮ってたかも」 柊太朗「俺もコツコツやってた気がするよ」 なえなの「最後溜まってたの私だけか!計画性がないのバレちゃった(笑)」 ――3人とも実際に恋リアに参加した経験があると思うのですが、そのときの経験は今回生きましたか? 黒田「めっちゃ似てたよね、実際の恋リアと。夜の海でのキャンプファイアとか、白くて丸い電飾とか」 なえなの「たしかに、白い丸はびっくりした!懐かしいなって」 柊太朗「それから花火をした時のテントの旗の感じとか、イルミネーションライトの光とかもね。もちろん現場進行や撮影風景も...。参加したときの経験が生きたんじゃないかなと思います」 ――作中で「嘘は最大の武器」という言葉が出てきます。みなさんの最大の武器はなんでしょうか? 黒田「..."嘘は最大の武器"って強すぎない?」 なえなの「私あります!行動力は最大の武器、フッ軽なんです。なんかしたいと思ったら、その日中にやらないと気が済まないタイプで、人に誘われてどこにでも行きます。大阪来てって言われて、その日のうちに大阪行ったこともありますもん」 柊太朗「え、すごいね。僕は...肩幅かな。水泳をやっていた影響で。それから、身長も高いので、スーツが似合うこと!自分でもちゃんとしたスーツがほしいなと思っています」 黒田「たしかにスーツ似合いますね!僕は、人一倍責任感が強いことかもしれません。なにか役目を与えられた時に自分の中で完璧にしないと満足できなくて。責任感をずっと持っていますね。今回、ギターを弾くことになったことに関しても、手をボロボロにしながら本気で練習しました。そしたら、披露する予定だった日よりも前に弾かなきゃいけないことになって...」 なえなの「声がめっちゃ、か細かったもん」 黒田「そうだよね、あのときは見ているみんなも不安だったと思う。でも、本来見せる予定だったキャンプファイヤーが終わった後で、なえなのちゃんが"やっぱり昊夢、歌うまいよ"って言ってくれたのは心強かったな」 なえなの「めっちゃ良かったもん!」 柊太朗「ほんと寒くて、手がかじかむ中で、すごかったよ」 黒田「いや、あれは緊張した。アーティストとしても活躍している(櫻井)海音くんとあのさんの前で演奏するっていうプレッシャーがすごくて、我ながらよくやり遂げたなって。ぜひみなさんにも注目してほしいです」 取材・文・撮影=於ありさ ★スタッフクレジット なえなのさん ヘアメイク:住本彩/スタイリスト:後藤泰治 柊太朗さん ヘアメイク:新地琢磨(Sui)/スタイリスト:金野春奈(foo) 黒田昊夢さん ヘアメイク:カスヤ ユウスケ(ADDICT_CASE)/スタイリスト:MASAYA(PLY)
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