初めてアメリカへ旅行に行きます。円安の今、チップはどのくらい払えばいいですか? キャッシュレスでは払えないのでしょうか?
「今度アメリカへ旅行に行くけれど、チップってどれくらい払ったらいいの?」と疑問に持つ人もいます。チップの金額には相場があり、相場から大きく外れた額を渡すことはNGとされているため注意しましょう。 そこで本記事では、アメリカにおけるチップの相場やキャッシュレスでの支払い方について解説します。
アメリカにおけるチップとは
日本ではなじみが少ないといえるチップの文化ですが、アメリカなど世界の国々ではチップ文化が根づいています。チップを渡す意味合いは、自分がしてもらったサービスへの対価と考えてよいでしょう。チップの相場には目安があり、多すぎても少なすぎてもよくありません。 本項では、アメリカにおけるチップの相場と、渡す際の注意点について解説します。 ■チップの相場 チップの相場は、サービス内容によって変化します。以下で、目安となる相場を見ていきましょう。アメリカでのチップの目安は、以下のとおりです。 ・ホテル……1~5ドル ・飲食店……食事代の10~20% ・タクシー……運賃の10~15% ホテルの場合、対応してくれたスタッフには1~2ドル、荷物を運んでくれる・タクシーを呼んでくれる・部屋の清掃をしてくれる人には2~5ドル、ベッドメイキングスタッフには1~2ドルなど、サービス内容によってチップの額は異なります。 感謝の気持ちを示したいからといって、多すぎる金額を渡す行為はやめましょう。 ■チップを渡す際の注意点 アメリカはチップ文化ではあるものの、どのお店でも必ずチップを渡すかというと、そうではありません。チップが不要な場所としては、セルフサービスであるファストフードやフードコートなどがあげられます。 チップは、硬貨ではなく紙幣で渡すようにしましょう。紙幣で渡すほうが、感謝の気持ちがより伝わるといわれているからです。あらかじめ常に、チップ用の紙幣を持ち歩くと安心です。 また、お店によってはチップの代金を含んだ状態で、料金が請求されることもあります。チップを渡す必要があるか、事前に会計伝票を確認しましょう。