「オルカン一択でOK」は本当?…NISAで人気の全世界株式「オルカン」への投資で必ず把握しておきたい、株価暴落時に「とるべき対処法」【CFPが助言】
オルカン投資で重要なポイント (3)経済状況が悪くなっても継続する
投資をしていると、周りの声に一喜一憂してしまう人も多くいます。有名なYoutuberの「これ買っておくといいですよ」という言葉を信じて買ったものの、下がってしまった。しかし、自分で買ったわけなので、誰も恨むことはできません。重要なのは、「ここでやめない」ということです。 投資で失敗するのは、損を出した際、「二度と投資をしない」という人なのです。オルカンで積立投資をしている人も多いかと思います。どんなに経済状況が悪くなったとしても、継続するという強い意志をぜひ持っておいてください。 経済状況の悪いときは、投資信託の基準価格も下がるため、「ドル・コスト平均法」でたくさんの口数を買うことができます。そして、経済状況がよくなっていけば、資産価値も上がっていくはずです。経済は、基本的には、成長していくものなので、投資をする際は、「途中でやめない」ということを考えてほしいです。 そして、目的を持って何年後まで運用するかを決めていたら、ぜひそこまで突っ走ってください。基準価格が下がったからそこで売る、ということではなく、そのまま継続をして投資を行っていくことを意識してほしいです。 市川 雄一郎 グローバルファイナンシャルスクール(GFS)