38年ぶり日本一にちなんだ商品などを用意──阪神百貨店でタイガースの日本一感謝セール
プロ野球・阪神タイガースが日本シリーズでオリックス・バファローズを破り、38年ぶり2度目の日本一を決めてから一夜明けた6日午前、阪神百貨店阪神梅田本店(大阪市北区)では「祝・日本一 阪神タイガースご声援感謝セール」が始まった。同日から10日までの5日間、地下2階から9階までの各階で行われる。 【動画】阪神タイガースが38年ぶり日本一 阪神ファンでにぎわう大阪・道頓堀の様子(2023年11月5日)
同日午前8時半より、同店地下2階の出入口内で開店前セレモニーが行われた。リーグ優勝時と同じく、阪急阪神百貨店の小森栄司・取締役専務執行役員や球団のマスコットキャラクターのトラッキーやラッキー、キー太が登場し、くす玉が割られた。
リーグ優勝の翌日から一週間行われたセールでは、前年同期比で約3倍の売上高をあげたという。 セレモニー後の囲み取材で小森専務は、今回のセールで期待する売上高について具体的な数字は明かさなかったが、「(85年の日本一セール時に)限りなく近い数字を期待したい」と述べた。
来季の阪神タイガースへの期待感を問われると、「阪神タイガースは選手層が厚く、若い。(来年も)非常に期待感がある。当店も建て替えてまだ若いので、(タイガースと)同じように育っていきたい」と自店の抱負も交えて答えた。
通常の開店時間は午前10時だが、この日は40分早めて午前9時20分に開店。来店客が次から次へと足早に入店し、セールの品を求めて売り場に向かう光景が見られた。 今回のセールでは、阪神タイガースが38年ぶりの日本一ということで、3800円のズワイガニや1000円の福袋など、「38」や「1」にちなんだ商品を含め、お買い得の商品を用意しているという。 (取材:具志堅浩二)