楽天グループの流通総額は6.9%増の6兆円、SPU改定などの影響で4Qはマイナス成長【2023年国内ECの業績まとめ】
なお、楽天グループは楽天ペイの事業移管、SPUや「毎月5と0のつく日」特典の改定、ふるさと納税ルール変更などの影響を除けば、流通額は「プラス成長であった」と試算している。
売上高にあたる国内EC売上収益は8856億円で前年同期比10.8%増。国内ECの営業利益は同7.8%増の1025億円。 なお、2023年12月期連結業績は3395億円の最終赤字(前期は3772億円の赤字)だった。携帯電話の基地局整備に向けた投資が響いている。売上高は前期比7.8%増の2兆713億円で過去最大、「楽天市場」といった国内ECの拡大などが貢献した。