東奥義塾高校ダンス同好会が始動 “楽しく勝てる”ダンスを
東奥義塾高校に設立されたダンス同好会。活動開始から1カ月、2025年1月の大会に向けて練習に励む様子を取材しました。 ダンスを通じて学校の活性化を図りたい学校側と、心の成長を促したい弘前市のストリートダンススタジオ「FUNKY STADIUM」の思いが合致し誕生した東奥義塾ダンス同好会。 1、2年生合わせて3人が入り、「FUNKY STADIUM」の岩渕伸雄代表ら4人を指導者に迎えて、11月から活動が始まりました。3人は2025年1月に宮城県で行われる全国大会の東北予選に向けて日々練習を重ねています。 【東奥義塾ダンス同好会 工藤万陽さん】 (Q.ダンス同好会が出来ると聞いた時は?)「ダンスが好きだからうれしかったです。部活やってない時よりも充実しているなと思います」 この日は1年の工藤万陽さんが汗を流していました。目指すのは楽しく踊りながら勝てるダンス。華やかに見えがちですが。 「3.4.5.6.7」 練習は基礎や体力トレーニングが中心です。 【東奥義塾高校ダンス同好会 NOBUOコーチ】 「基礎的なこと、基本的なことの大切さに皆さん自身気付いてもらって、目標を持ってダンス頑張ってくれるような、そんな活動になれば良いかなと思います」 「柔らかく、柔らかく、OK」 技術練習では体の一部分だけを意識的に動かして、体をイメージ通りにコントロールできるようにするアイソレーションや、体に波が流れているように見せるウェーブを重点的に行いました。 工藤さんの横には東奥義塾の卒業生でもある、MOMOコーチの姿も。 【東奥義塾高校ダンス同好会 MOMOコーチ】 「自分の時には(ダンス同好会が)なくてできなかったことを今やれてるので、みんなに自分ができなかった分も頑張って欲しいなという気持ちも込めて、教えられるものを教えています」 同好会の目標は、2025年度の東北制覇と全国大会出場。その第一歩として1月の大会に臨みます。 【東奥義塾ダンス同好会 工藤万陽さん】 「どこの大会に出ても通用できるように踊れるようになりたい」 【東奥義塾高校ダンス同好会 NOBUOコーチ】 「先生と生徒みたいな関係だけじゃなくて、みんなで1つのチームとなって、大会であったり人の前で踊る機会に向かって、一緒にみんなで作品を作って行けたらいいなと思います」