久保建英は何位? ソシエダの最新年俸ランキング2位。優勝のラストピースに? イングランド行きが噂される大型MF
いよいよ今週からスペイン1部リーグのリーガ・エスパニョーラが開幕する。日本代表MF久保建英も所属するレアル・ソシエダは昨季6位でシーズンを終えたが、今シーズンを戦う陣容はどうなっているのか。今回は選手の推定年棒にスポットを当てて、ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)の選手をランキング形式で紹介する。※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』、推定年俸はスポーツ選手の契約情報を扱う『Capology』を参照。順位が並んだ選手はサイトの表示に準拠する。情報はすべて8月13日時点。
2位:ミケル・メリーノ(スペイン代表) 生年月日:1996年6月22日 23/24リーグ戦成績:32試合5ゴール3アシスト 推定年俸:320万ユーロ(約5.1億円) レアル・ソシエダでその評価を大きく高めた実力者が2位にランクインした。 MFミケル・メリーノは、2014年にオサスナでトップチームデビューを果たすとすぐさま主力に定着し、2016年夏にドルトムントへのステップアップを勝ち取った。だがドイツでは満足のいく出場機会を得ることはできず、ニューカッスルへの移籍を決断。しかしここでも徐々にベンチを温めることが多くなり、在籍1年でソシエダへ移籍してスペイン復帰となった。 ドイツ、イングランドと思うような活躍ができなかったメリーノであったが、ソシエダでは一転チームの主力として活躍している。主に左インサイドハーフとして起用され、卓越した足元の技術とパスセンスで何度も好機を演出してきた。 他の攻撃的な中盤の選手と明確に異なるのが、そのサイズだ。身長189cmと恵まれた体格を有しており、高さを生かしたプレーはメリーノだけの武器だと言える。スペイン代表の一員として臨んだEURO2024(ユーロ2024)の準々決勝(ドイツ代表戦)では、1-1で迎えた延長後半にストライカーのようなヘディング弾を披露。このゴールで準決勝進出を決定づけ、スペイン代表の優勝に大きく貢献した。 そんなメリーノは、今夏の移籍市場でアーセナルへステップアップすることが有力視されている。中盤のスペシャリストである彼がアーセナルに加入した場合、ミケル・アルテタ監督はカイ・ハフェルツをCFに専念させること、デクラン・ライスをアンカーとして固定することが可能になる。悲願のプレミアリーグ優勝へ向けて、メリーノがそのラストピースになるのだろうか...。
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