KADOKAWA、ソニーグループによる買収検討“協議初期段階”と発表
ソニーグループが出版大手KADOKAWAの買収を検討していることについて、買収協議が初期段階にあることをKADOKAWAが発表しました。 KADOKAWAは20日、ソニーグループからの買収について、「当社は、当社株式の取得に係る初期的意向表明を受領しております」とのコメントを発表し、買収協議が初期の段階であることを明らかにしました。その上で、KADOKAWAは「現時点で決定した事項はありません。今後公表すべき事実が発生した場合は、速やかに公表させていただきます」としています。 ソニーグループは、9月末時点でKADOKAWA株の2.1%を保有していて、今回の買収をエンタメ事業の強化につなげる狙いとみられます。 報道を受け、KADOKAWAの株価は20日も急上昇しました。上げ幅は一時、ストップ高となる700円に達し、上場以来の最高値を更新しました。