プロ野球ドラフト会議で指名を待つ最速153キロの本格派左腕 IPU環太平洋大学・徳山一翔投手【岡山】
岡山放送
プロ野球ドラフト会議まであと3日となりました。郷土勢の注目は、岡山市のIPU環太平洋大学4年の徳山一翔投手、10月20日、大学野球のリーグ戦に登板しました。 「ピッチャー、徳山」 20日に倉敷市で行われた中国六大学野球、秋季リーグ。先発のマウンドに上がったのは徳島県の鳴門渦潮高校出身で、IPU環太平洋大学4年の徳山一翔(22)。ストレートの最速は153キロの本格派左腕です。高校時代は3番手投手でしたが、2022年12月に日米大学野球選手権に向けた日本代表候補合宿のメンバーに選ばれるなどメキメキと頭角を現し、プロから注目される存在になりました。 4回、1アウト2塁・3塁の場面では。 「バン」 この日、最速の147キロを計測しますが、その後、フォアボールで歩かせて1アウト満塁のピンチを迎えます。ここで生きたのが大学で強化してきたメンタルでした。 練習を積んできたフィールディングでスクイズを阻止。その後のバッターも打ち取り、最大の山場を切り抜けます。 徳山は7回を投げ、2奪三振、被安打3、四死球3の無失点でマウンドを降りました。チームは2対0で勝利を収めています。 (IPU環太平洋大学4年 徳山一翔投手) 「ストライクどんどん先行して打たせて取ることができたので、そこが良かったのかなと思います。真っすぐの質は負けない自信があります」 憧れはメジャーリーガーの今永昇太投手と語る徳山。運命のプロ野球ドラフト会議まで、あと3日です。 (IPU環太平洋大学4年 徳山一翔投手) 「小さい頃から憧れていたプロ野球選手に挑戦できるっていう。なるべく高い順位でいけるように、ワクワクしながら待ちたいと思います」
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