平田憲聖、初日より「風がなく易しく感じた」 初賞金王かかるも「いいメンタルでできた」
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第2日(29日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70) 賞金ランク首位で優位な状況の平田憲聖(24)=エレコム=は4バーディーを奪い、唯一のボギーなし。66で2アンダー10位に浮上し「昨日(28日)より風がなく、易しく感じた。ショットもパットもいい感覚があり、ストレスなく18ホールまとめられた」と合格点を与えた。 5番で5メートルのパーパットを沈め「今日一日の流れを決める大きなパーセーブだった」と、うなずいた。6番で初バーディーを奪い、17番パー5は第1打で340ヤード以上のビッグドライブから2オンさせ、4個目のバーディー。フェアウェーキープ率は85・7%で3位とショットが安定した。 追う金谷が4位だが、このままの順位なら、平田が初の賞金王に輝く。「ボードがあるところでは見ながらプレーしたが、気持ちに変化はなく、いいメンタルでできた。普通に回った」と、精神面でブレない強さもある。残り2日でトップとは7打差。年間5勝目なら、尾崎将司(73年、26歳277日)を抜いて最年少記録も達成する。(岩原 正幸)
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