BMWの車両にアートを施した「BMWアート・カー」を一般公開|デザインは日本画家の加山又造氏
ビー・エム・ダブリュー株式会は、日本人アーティストである日本画家の加山又造氏によって制作され、1990年にお披露目されたアート車両を、一般公開すると発表した。2024年11月8日(金)から11月19日(月)までの期間限定となり、麻布台ヒルズにあるブランド・ストア『FREUDE by BMW(フロイデ・バイ・ビー・エム・ダブリュー)』にて展示される。 【画像】不朽の名作!アンディ・ウォーホルが手がけたBMW M1(写真6点) このようなアーティストとコラボレーションを行った車両は「BMWアート・カー」と呼ばれているが、これはレーシング・カー・ドライバーでアートに造詣の深いフランス人、エルヴェ・プーラン氏と、BMWモータースポーツ社の創始者であるヨッヘン・ニーアパッシュ氏二人が共同で企画したプロジェクトからはじまった。1975年にプーラン氏が所有するBMWのレーシング・カーのデザインをアレクサンダー・カルダー氏に依頼したことをきっかけにはじまり、それ以降、アンディ・ウォーホル氏やジェフ・クーンズ氏など、世界の名だたるアーティストとコラボレーションを重ねてきたのである。 なお、今回展示される「BMWアート・カー」は、1990年に9番目の作品として発表された車両である。ベースは量産モデルの「BMW535i」となっており、アジア出身のアーティストとして当時初めて起用された加山氏が、エア・ブラシと箔を貼り付ける特殊な技法によって完成させた美しく繊細なアート作品となっている。 ブランド・ストア『FREUDE by BMW』 住所:東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ タワープラザ1F/2F 営業時間:11:00 – 22:00
Octane Japan 編集部