鹿角市長のパワハラあった3割 「懲戒免職にしてやる」
秋田県鹿角市が、市職員を対象に、関厚市長(70)からのパワハラに関するアンケートを行った結果、調査に応じた職員の約3割が被害を受けたり目撃したりしたと答えたことが22日、市への取材で分かった。関氏は取材に「高圧的だったり声が大きかったりしたことは謝罪したい。内容には事実と違うところもあるため精査する」と話した。 市は7月、インターネットを使って、管理職を含む正規職員全273人に、パワハラを受けたことがあるかなどを無記名で尋ねた。 パワハラの具体的な内容では「俺の言うことを聞かないやつは懲戒免職にしてやる」「退職金をもらえなくしてやろうか」などの発言があったとする回答があった。