山都町特産カレー アドバイスは中辛 町内13店開発へ 料理人らが試食
山都町の特産品を使ったカレー開発に向けた試食会が13、14日、同町千滝の矢部保健福祉センター千寿苑であり、町内の飲食店が考案した試作品にホテルの料理人らが助言した。 食のブランド化に取り組む町が、町観光協会と連携して企画。カレーは来年1月から参加13店舗で提供するほか、町内で開催予定の「カレー祭り」に出品する。 有機野菜を使った焼きカレーなど、13店が工夫を凝らした試作品を準備。ホテル日航熊本の中野省吾総料理長ら4人が、「子どもにも野菜のうまみが伝わるよう、具材を大きめに」「付け合わせは町特産の食品にしてはどうか」などと改善点を伝えた。 シカ肉入りカレーを提供した焼き肉店「牛力」の藤沢航太さん(40)は、「味を評価してもらいありがたかった。見た目を良くとのアドバイスを受けたので、彩りを改良したい」と話した。(河北英之)