神巧也、Tリーグ復帰戦で2勝の活躍 金沢ポートは今季ホーム初戦を白星で飾れず
<卓球・ノジマTリーグ2024‐2025シーズン(7thシーズン) 日程:10月25日 場所:小松市末広体育館> 10月25日、ノジマTリーグ2024-2025シーズン男子の試合が行われ、金沢ポートとT.T彩たまが対戦した。
神/小野ペアが勝利し彩たまが先制
第1マッチのダブルスでは、チェンジンチー/吉田雅己(金沢ポート)ペアと神巧也/小野泰和(T.T彩たま)ペアが対戦。第1ゲーム序盤は、小野が積極的な攻撃を見せ流れを掴み、神/小野ペアが10-5と先にゲームポイントを握る。しかし、チェン/吉田ペアも吉田のフォアドライブを起点に徐々に点差を詰めていき、10-9まで追いつく。 なんとか取り切りたい彩たまはここでタイムアウトを取るも、タイムアウト明けの一本をチェン/吉田ペアが奪取。流れは完全にチェン/吉田ペアに移っていたが、10-10で神/小野ペアが執念のラリー戦を制し、第1ゲームは神/小野ペアが制する。 続く2ゲームは、第1ゲーム終盤の勢いに乗ったチェン/吉田ペアがゲームを支配する。しかし、神/小野ペアは4-8から小野の台上プレーと神の破壊力のある両ハンドで8-8まで追いつき、流れを引き戻す。そこからチェン/吉田ペアは10-8と先にゲームポイントを握るも、神/小野ペアが10-10と再び追いつき、最後は神/小野ペアが1点をもぎ取って試合終了。 ゲームカウント2-0で神/小野ペアが勝利し、彩たまが先制点をあげた。
小林広夢がフルゲームを制す
続く第2マッチでは、カンドンス(金沢ポート)と小林広夢(T.T彩たま)が対戦。試合は序盤からカンが回転量を分けたカットで小林を苦しめるも、第1ゲーム終盤から小林が徐々に対応しはじめ、第1ゲームは小林が11-10で奪取する。 しかし、続く第2ゲームからはカンがカットに加え攻撃も織り交ぜ始め、小林のペースを崩していく。小林も必死に食らいつくも、カンの変化攻撃に対応しきれず、第2、第3ゲームはカンが制して、勝利に王手をかける。 このまま勝ち切りたいカンだったが、第4ゲームから小林がカンの攻撃も冷静にブロックで処理する展開が増え、逆にペースを崩される。第4ゲームはそのまま小林が11-6で制すると、最終第5ゲームも流れを掴んだ小林が鋭角なコースに両ハンドを振り分け、カンのカットを完全に攻略。11-8でゲームを奪取し、フルゲームの末にT.T彩たまに2勝目をもたらした。