【セ・ベストナイン】巨人とヤクルトから各3人 巨人・岡本和真が一塁手で初 吉川が牧に34票差で初
セ、パ両リーグは25日、ベストナインを発表。全国の新聞、通信、放送各社に所属し、プロ野球取材経験5年以上の記者投票により選出された。球団別では、パ・リーグを4年ぶりに制したソフトバンクが最多の6人、続いてセ・リーグを4年ぶりに制した巨人とヤクルトから各3人。一方、セ・リーグは広島、パ・リーグは昨年最多5人が選出されたオリックスと、2年連続となる西武の2球団が選出なしとなった。 【写真】【一覧】初選出は13人、ソフトバンクが最多の6選手…2024年セ・パのベストナイン選出選手 初選出は13人。その中で巨人の岡本和は三塁手に続いて、一塁手での受賞となり、純粋な初受賞は12人となった。セ・リーグの最多得票は遊撃手部門の長岡秀樹(ヤクルト)で274票(有効票数302)。なお、巨人の一塁手選出は1979年の王貞治以来45人ぶり3人目(もう一人は川上哲治)、二塁手選出は87年の篠塚和典以来37年ぶりとなった。 僅差の選出となったのは二塁手部門で、受賞した吉川尚輝(巨人)が164票、次点は牧秀悟(DeNA)の130票と34票差。一塁手部門の岡本和は183票で、次点はオースティン(DeNA)の117票と66票差だった。外野手部門得票3位の近本光司(阪神)は186票、次点は丸佳浩(巨人)の136票で50票差。 ▼村上 ベストナインに選出していただき大変光栄に思います。来年もベストを尽してプレーします。応援してくださった方々に感謝したいと思います。ありがとうございました。 ▼長岡 ベストナインに選ばれたことをとてもうれしく思います。これからは、この賞に恥じないプレーをし、連続して獲得できるように頑張りたいと思います。ありがとうございました。 ▼サンタナ ベストナインに選出いただき大変光栄です。チームメートのお陰で良いプレーができたと思います。来年もチームに貢献できるように最善を尽くします。 選出選手は以下の通り。 【セ・リーグ】 ◆投 手 菅野 智之(巨人)4年ぶり5度目 ◆捕 手 山本 祐大(DeNA)7年目で初 ◆一塁手 岡本 和真(巨人)10年目で初(三塁手で1回) ◆二塁手 吉川 尚輝(巨人)8年目で初 ◆三塁手 村上 宗隆(ヤクルト)2年ぶり3度目(一塁手で1回) ◆遊撃手 長岡 秀樹(ヤクルト)5年目で初 ◆外野手 サンタナ (ヤクルト)4年目で初 細川 成也(中日)8年目で初 近本 光司(阪神)4年連続4度目