青森・七戸町 死体遺棄事件 女は初公判で“否認” 「共謀・暴行の計画は分かりません」
青森朝日放送
青森県七戸町の地中から、男性の遺体が見つかった事件の裁判についてです。監禁などの罪に問われている女の初公判が開かれ、女は起訴内容について否認しました。 起訴状などによりますと、七戸町の無職、市ノ渡歩美被告(39)は、元会社役員の男ら3人と共謀し、2024年1月、宅配業者を装って当時トラック運転手の谷名幸児さんをおびき出し、暴行を加えた上、車で連れ去った生命身体加害略取や監禁の罪に問われています。 23日の初公判で市ノ渡被告は、インターホンを押したことは認めたものの、「共謀・暴行の計画は分かりません」と起訴内容を否認しました。 一方、検察側は、市ノ渡被告が宅配業者を装い、谷名さんを呼び出した行為は、犯行において必要不可欠な役割としました。 次回の裁判は1月8日に開かれます。