BLACKPINKジェニー、完璧主義で努力家…“世界を熱狂”させるポップアイコンの魅力 “緊張しい”な一面も<My name is ガブリエル>
ガールズグループ・BLACKPINKのJENNIE(ジェニー)が、10月11日に3曲目となるソロシングル「Mantra」を配信リリース。同曲のミュージックビデオは公開からわずか1時間で再生回数120万回を突破するなど、注目度の高さを見せている。2023年には、世界最高峰の音楽フェスティバル「コーチェラ」のヘッドライナーを務め、確かな実力を示してきたBLACKPINKのメインラッパー兼リードボーカルも担う彼女は、今最も世界を魅了しているグローバルアーティストの1人と言っても過言ではない。“本業”以外でも、先日配信された韓国リアリティー番組「My name is ガブリエル」に登場し、イタリア・ローマ近郊の山あいの町で“民泊のオーナー”として過ごす姿が「かわいい」と話題を集めたばかり。今回はそんな世界で圧倒的な人気を誇るジェニーの魅力に迫る。 【写真】ファッショニスタでスタイルも抜群…!ジェニーの全身ショット ■クールな“歌姫”が持つチャーミングなギャップ 聴くものを引き付ける歌唱力と鋭い表情で繰り出す切れ味の良いラップ、そしてしなやかなダンスと全パフォーマンスにおいてトップレベルの実力を持つジェニー。メンバー4人それぞれが異なる強い個性と実力を兼ね備えるBLACKPINKだが、中でも彼女は韓国のみならず世界中を魅了するアーティストとして知られている。 幼い頃ニュージランドに留学をしていたことから、英語も堪能な上に完璧主義で努力家な性格を持ち合わせるジェニーが“魅せる”パフォーマンスは、誰もが「カッコイイ」と、思ってしまうほど彩やかで、強烈な魅力を放つ。 また、アーティストとしてステージに立つジェニーは、良い意味で人を寄せ付けないような強い表情やとがったニュアンスが込められたリリックで、見る者を圧倒するクールなイメージだが、舞台裏などで見せるオフモードの彼女は、物腰が柔らかくとてもチャーミングだ。 昨今ではファッション系のアンバサダーをはじめ、海外で活動することも多く、流ちょうな英語でやりとりするジェニーの姿を見る人も多いと思うが、母国語である韓国語でメンバーたちと会話する姿は、ステージ上や英語で話す姿とは異なる愛らしさも感じさせる。そんなギャップも彼女の魅力の一つだろう。 2020年にNetflixで配信された「BLACKPINK~ライトアップ・ザ・スカイ~」で本人も述べていた通り、「個人的な話や質問は避けてきた」というジェニー。仕事柄、常に期待され続け、またプライベートなどを追い掛け回されてしまうスター特有のストレスがゆえにそんな気持ちにさせてしまったのかもしれない。そんなジェニーがディズニープラスのスターで配信された韓国リアリティー番組「My name is ガブリエル」内では、リラックスした表情で“他の誰かの人生を生きる”という企画に挑戦した。 ■“他人の人生”を通して見えてくるジェニーの新たな一面 同番組はゲストが誰も自分のことを知らない異国の地で、自分ではない“見知らぬ誰か”の人生にログインし、その人の名前と環境を借りて3日間を過ごすというユニークなリアリティー番組。パク・ボゴムがアイルランド・ダブリンで合唱団のリーダーになるエピソードや、チ・チャンウクがメキシコ・グアダラハラで農家になるエピソードが配信される中、ジェニーが“ログイン”したのは、ローマ郊外で民泊を経営する同年代の女性・マリアの人生だ。ジェニーは72時間を通して、民泊のオーナーになりきり、宿泊するゲストの世話をしていくことになる。 郊外の宿ということで、外に広がる大自然あふれる庭はもちろん犬や猫、馬たちに囲まれリラックスした環境の中、ジェニーをそっと見守るマリアの母と親交を深めていく様子も心打たれる瞬間が多いのだが、日頃からあれだけ大きな舞台に立ち続ける彼女が、車を運転中やゲストの料理を準備する際に「私ならできる!」と、けなげに己を鼓舞する姿は“BLACKPINK”のジェニーではなく、“緊張しい”のジェニーであり、思わず声援を送りたくなってしまう。 また、多忙な民泊業のかたわらで、どこか安らかな表情で大自然を満喫するジェニーの姿に、視聴者からは「どの瞬間もかわいい!」「素のジェニーが見られてうれしい」といった声も。アーティストとして見せてきた魅力とはひと味違う新鮮な姿が映し出され、ますます彼女にメロメロになってしまったファンも多いだろう。 今回、リアリティー番組で見せたフレッシュさもそうだが、2023年には海外ドラマ「THE IDOL/ジ・アイドル」で俳優デビューを果たすなど、これまで以上に幅広い活動を行っているジェニー。11月10日(日)には大阪・パナソニックスタジアム吹田で開催される「SUPERPOP JAPAN 2024」にソロでの出演が決定し、フェスティバルのラストパフォーマーを務める。2025年にはBLACKPINKとしてワールドツアーも開催予定ということで、世界を股にかけるポップアイコンの今後に目が離せない。 ◆文=suzuki