【MLB】最高勝率のフィリーズがメッツに逆転勝利 ハーパー2本塁打3打点 リンドーアは今季初めての欠場
【メッツ4-6フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク
日本時間9月15日、フィリーズは本拠地シチズンズバンク・パークでのメッツ3連戦の2戦目を迎え、序盤に4点をリードされたものの、6対4で逆転勝利。貯金を再び30の大台に乗せ、メジャー最高勝率の座をキープした。フィリーズ3番手のオライオン・カークリングに5勝目(2敗)が記録され、5番手のカルロス・エステベスは26セーブ目をマーク。メッツはリリーフ陣がリードを守れず、2番手のダニー・ヤングが今季初黒星(4勝)を喫した。 【動画】フィリーズのブライス・ハーパーが2本のアーチを放つ フィリーズは初回に押し出し四球で先制されると、3回表には守備のミスやスターリング・マルテのタイムリー三塁打で3点を追加され、4点を追う展開に。しかし、4回裏にブライス・ハーパーが日本時間8月10日のダイヤモンドバックス戦以来となる27号ソロを放って1点を返すと、6回裏にはハーパーが2打席連発の28号2ランを放ち、1点差に詰め寄った。そして、7回裏二死2・3塁のチャンスでカル・スティーブンソンがタイムリー二塁打を放ち、5対4と逆転に成功。8回裏にはJ・T・リアルミュートのタイムリー二塁打で貴重な追加点を奪い、6対4で逆転勝利を収めた。 敗れたメッツは先発のルイス・セベリーノが2本塁打を浴びながらも6回3安打3失点と試合を作ったが、リリーフ陣がリードを守れず、熾烈なワイルドカード争いが続くなかで痛恨の逆転負け。前日の試合で腰を痛めて途中交代した正遊撃手のフランシスコ・リンドーアはスタメンを外れ、今季148試合目にして初めての欠場となった。メッツで過去に全162試合に出場したのは1975年のフェリックス・ミヤーンだけ。1999年にジョン・オルルドが163試合中162試合に出場しているが、リンドーアは球団史上2人目の全162試合出場を成し遂げることはできなかった。