社会人1年目。お金がたまってきたのでそろそろ1人暮らししようと考えています。少しでもお金を浮かせたいので、1人暮らしに必要のない家電があれば教えてください。
1人暮らしに不要だった家電とは?
「便利なんだけれど1人暮らしでは結局使わない家電」というのも多く存在します。株式会社AlbaLinkが2024年に1人暮らし経験者500人に実施した「一人暮らしの家具・家電に関する意識調査」から「一人暮らしに不要な家具・家電」を抽出しました。 その結果、1位「テレビ」109人、2位「掃除機」55人、3位「炊飯器」40人、4位「トースター」31人、5位「電気ケトル・ポット」28人、6位「洗濯機」27人、7位「アイロン」25人となりました。 YouTubeや動画配信サービスなど、スマートフォンで視聴可能なコンテンツが豊富になってきているため、テレビをほとんど観ない人も増えてきているようです。不要な家電を購入しないことで、節約ができます。テレビを購入しない場合は、約2~3万円を節約できるでしょう。
最低限必要な家電からそろえる
家電購入の予算が「5~10万」との解答が多い背景には「最低限必要な家電からそろえる」という理由があります。1人暮らしを始める際は、自身の生活スタイルに必要な家電を買い足していくと失敗しません。 冷蔵庫を大きめサイズで購入したり、機能性の高い電子レンジを購入したりと、一人暮らしで不要なスペックの家電を購入するケースもありますが、結局は持て余してしまうことが多いようです。 たとえば、冷蔵庫は1人暮らしなら「70リットル✕1人(使用人数)+常備品100リットル+予備品70リットル」で、240リットル程度がおすすめです。洗濯機の場合、1日の洗濯物の量は1人1.5キログラムといわれているため「1.5キログラム✕日数」で選ぶとよいでしょう。 電子レンジは、自炊でグラタンなどのオーブン料理をつくる予定がなければ、温め機能のみで十分でしょう。単機能電子レンジだと価格も安くすみます。 最低限必要な家電を決めたら、大きさや容量、機能を決めて、計画的に購入しましょう。
必要な家電と便利な家電は異なる
家電をそろえるときに便利な家電を見つけて購入したものの、実際に購入してもほとんど使わずに後悔するケースもよくあります。 使い切れず、扱いに困るといった事態にならないようにするためにも、必要な家電と便利な家電は分けて考えることが大切です。最初のうちは本当に必要な家電のみをそろえることで、予算を抑えられます。 限られた予算で必要な家電を購入し、すてきな1人暮らしをスタートするための参考にしてください。 出典 Appliv TOPICS 一人暮らしの家電購入に関するアンケート テックマークジャパン株式会社 新入生・新社会人の家電に関する意識調査 AlbaLink 一人暮らしの家具・家電に関する意識調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部