「“フェデリコ・バルベルデ”として彼のつけた背番号を守る」 クロース氏が背負った『8』の継承者が決意
レアル・マドリードに所属するウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが、今シーズンから着用する自身の新たな背番号について言及した。13日、スペイン紙『マルカ』が同選手のコメントを伝えている。 14日に行われるUEFAスーパーカップで、“ヨーロッパリーグ(EL)王者”アタランタと対戦する“チャンピオンズリーグ(CL)王者”レアル・マドリード。今夏にフランス代表FWキリアン・エンバペとブラジル代表FWエンドリッキが加わったなか、新体制で臨む初の公式戦での勝利に期待がかかる。スペイン代表DFダニエル・カルバハルとともに前日会見へと出席したバルベルデが、アタランタ戦への意気込みを語った。 バルベルデは、「大きな熱意を持っているし、良いスタートを切りたいと思っている。とても興奮しているよ」と現在の心境を告白。元ドイツ代表MFトニ・クロース氏の引退により、チームで求められる役割が変化する可能性について問われると、「チームに必要とされれば、どこでも自分のベストを尽くすつもりだ」と自らの考えを明かしている。 また、昨季のCL優勝セレモニーで、クロース氏から直々に背番号『8』の継承者として指名されたバルベルデ。偉大な前任者から8番を引き継いで新シーズンを戦う同選手は、「彼はサッカーにおけるプレーの部分だけではなく、多くの意味で惜しまれている」とクロース氏の存在を恋しがりつつ、「しかしサッカー人生は続くし、僕は僕自身、“フェデリコ・バルベルデ”として彼のつけた背番号を守ろうと思う」と決意を示した。
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