覚えてる?2000年代を象徴する海外セレブの炎上スキャンダル5選
2000年代以降のデジタルメディアの普及により、あらゆるセレブが身近な存在として注目を浴びるようになった。『Perez Hilton』や『TMZ』、『Just Jared』などのエンターテインメント・ニュースサイトはセレブたちを四六時中追いかけ、分刻みで情報を発信するようになり、FacebookやInstagram、X(旧Twitter)などのSNSは、彼らの私生活を奪っていった。セレブたちのステータスや人気を測る指標ができたいっぽうで、誰もが有名になれる可能性があるという、新たな価値観も生み出すことになった。 ここでは、特に世間を騒がせたスキャンダルやゴシップが多い、2000年代の炎上ニュースを振り返る。 Translation: Ai Ono From Redbook
マイケル・ジャクソンの息子お披露目(2002)
2002年11月、ベルリンのホテルのバルコニーに現れたマイケル。当時生後9カ月だった息子プリンス・マイケル・ジャクソン2世(当時は“ブランケット”の愛称で知られていた)を、ホテル前に集まったファンに見せようと危ない行動をとったことで、世間からバッシングを受けた。 ちょうど同じ頃に、マイケルは幼児虐待の疑惑をかけられ、常軌を逸した行動を繰り返していたことから、メディアでは辛辣な報道が続いていた。 この日ジャクソンがベルリンにいた理由が、子どもたちのためのチャリティ活動で賞を受けるためだったのは、皮肉なものだ。
マドンナと歌姫との熱いキス(2003)
2003年のMTVビデオ・ミュージック・アワード(VMAs)で、当時人気絶頂のクリスティーナ・アギレラとブリトニー・スピアーズとともにステージにあがったマドンナ。入念なリハーサルを経て、彼女の大ヒット曲をメドレーで披露するなか、マドンナの提案によりブリトニーとのキスも演出に加えられたそう。 このパフォーマンスは、VMAs史上最も記憶に残る瞬間のひとつであり、その後もたびたび再現され、語り継がれている。