中国自動車メーカー、2030年までに世界市場シェア33パーセントに
【東方新報】中国の証券・金融ニュース「財連社(Cailian Press)」が6月28日、グローバルコンサルティング会社アリックスパートナーズ(AlixPartners)がその報告書で、中国ブランドの自動車メーカーが2030年までに世界市場全体の33パーセントのシェアを占めると予想していると報道した。 アリックスパートナーズは、中国ブランド車の販売台数は、特に海外市場において増加傾向にあると指摘し、海外での中国ブランド車の販売台数は、今年の300万台から2030年には900万台に増加すると予想している。これは、海外での市場シェアが3パーセントから30年末までに13パーセントに拡大することを意味する。 報告書によれば、中国ブランドの自動車はロシア市場で傑出しており、市場シェアは現在の33パーセントから30年までに69パーセントに拡大することを目指している。また欧州市場でも中国ブランド車は好調で、市場シェアは現在の6パーセントから30年までに12パーセントまで拡大すると予測される。中国ブランドの自動車は、コスト優位性や現地生産だけでなく、市場のさまざまな需要を満たす高度な技術を持っていることが強みだと指摘している。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。