「いわての冬支度」(1)健康維持のために是非実践を 医師が薦める冬の健康入浴法
(岩井直路 先生) 「やっぱ裸で中入りますよね。タイル張りなんかだと寒いんですけど、その場合はマットを敷いておくとか。あとはお風呂のふたを事前に取っておいて少し湯気を出して温めておくとか」 この他にも入る前にシャワーを出すことで浴室内を温めるのも効果的だといいます。 医師歴44年の大ベテランの岩井さんが冬の健康維持のために正しい入浴法と合わせて薦めるのが温泉です。 「湯治」という言葉があるように温泉は古くから病気やけがの治療に利用されてきました。 (岩井直路 先生) 「温泉があんだったら温泉も利用して健康増進に結び付けたいなと思って。私は2018年に陸前高田に来たんですが、陸前高田市には温泉が温泉入浴施設が2か所 ある。さらには岩手県にはたくさんいい温泉があるんですね」 岩井さんは1935年設立の「日本温泉気候物理医学会」が認定する温泉療法医を目指しています。 来年の認定後は、温泉を活用した健康法の普及にも取り組む予定です。 また入浴の効果を高めるには入浴法以外にも気をつけたいことがあるといいます。 (岩井直路 先生) 「適切な食事、バランスのいい食事を採って音楽や映画で感動してリラックスして深呼吸して仕上げは入浴ですね。これやると1日の疲れも取れて自律神経も整ってすごくいい」 講座で岩井さんの話を聞いた人たちは… 「できるだけ実行に移してまだまだ長生きしたいな。100まで生きたいです。うふふふふふ。100まで」 寒さの厳しさが増すこれからの季節。 入浴法に気をつけながら健康維持を心がけてみてはいかがでしょうか?
IBC岩手放送