KO-D無差別級王者・青木真也がクリス・ブルックスとの防衛戦に自信満々「歴然たる差を見せつけたい」【DDT】
DDTプロレスが10月30日、都内最大級のバーベキュー施設を併設した複合レジャーリゾートのキラナガーデン豊洲で「大人のリゾートプロレス in キラナガーデン豊洲」を初開催した。11月4日、東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で行われるKO-D無差別級選手権(王者=青木真也vs挑戦者=クリス・ブルックス)の最初で最後の前哨戦が実施され、王者の青木が王座戦に自信をみなぎらせた。 今大会開始前、同王座戦の公開調印式が行われ、青木は「無機質に全力で叩き潰します。スタイルどうこうじゃなくて、自分のプロレス、自分の戦いをするだけ。明確に差があると思います。(DDTへの)気持ちとか愛とかを1回抜いても明確に差があると思うから、歴然たる差を見せつけたい」とキッパリ。
クリスは「今アオキさんはすごい。強い。たぶんDDTで一番強いだけでなく、プロレスで世界で一番強いと思います。クリスより強いと思います。だけど私のDDT愛、DDTへの心が強いと思います。そんなDDT愛、DDT心でアオキさんと戦います。絶対KO-D無差別級獲ります」とベルト獲りを誓った。 両者は2021年7月15日、東京・新宿FACEでDDT EXTREME王座をかけて、ノーDQ&ノーサブミッションルールで対戦し、王者のクリスが青木に敗れているが、クリスは「そのルール、アオキさんのハンディキャップだったかもしれない。でも負けました。だけど2~3年前のクリスと今のクリスは全然違う。2~3年前のアオキさんも全然違うと思います。だから前のことは前のことで。負けた後のことは考えてない。そんな不安はない」と話した。
この日、青木はMAOとの異色コンビで出陣し、クリス&HARASHIMAと激突。青木は関節技、押さえ込みで攻めていくが、クリスはチョップで対抗。激しいエルボー合戦を繰り広げれば、クリスが張り手、青木はエルボーで返していく。青木、MAOがクリスに立て続けにダイビング・ニードロップ。青木が延髄斬り、MAOが旋風脚、青木がヨーロピアンクラッチで丸め込むも、HARASHIMAがカット。クリスが青木にフットスタンプ、HARASHIMAがボディープレスもカウントは2。クリスのプレイングマンティスボム狙いをかわした青木がフルネルソン・ホールドにいくも2カウント。ならばと青木はクリスを卍固めで締め上げてギブアップを奪い、前哨戦を制した。 バックステージで青木は「俺のほうが一枚、いや二枚強かったんじゃないかな。このまま11月4日まで維持していけば大丈夫じゃないかな。あとはクリスがどうくるか次第かなと思います」と自信たっぷり。 クリスは「やっぱり強いですね。サブミッションだけじゃなくて、エルボーがヤバい。でも絶対11月4日、ひがしんで勝ちます」と自身に言い聞かせていた。