マズラウィ、心臓の手術により数週間の離脱へ…ヴィラ戦では体調不良でHTに途中交代
マンチェスター・ユナイテッドに所属するモロッコ代表DFヌサイル・マズラウィが、数週間戦線を離脱するようだ。10日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。 現在26歳のマズラウィはアヤックスの下部組織出身で、2017-18シーズン途中にトップチームへと昇格した。翌シーズンにはレギュラーに定着し、公式戦48試合出場4ゴール2アシストをマーク。2022年夏に完全移籍でバイエルンへと加わった。今夏にはアヤックス時代の恩師であるエリック・テン・ハフ監督の誘いを受け、マンチェスター・ユナイテッドへの加入を決断。今シーズンは開幕からここまで公式戦10試合出場1アシストを記録している。 6日に行われたプレミアリーグ第7節のアストン・ヴィラ戦では、ハーフタイムに体調不良を訴え途中交代となったマズラウィ。今週末のアフリカネイションズカップ予選に臨むモロッコ代表からも外れた同選手は、一部メディアによって不整脈を患っている可能性が指摘されていた。 そんななか、同紙はマズラウィが動悸を起こしたことで心臓の手術を受けたと報道。しかし、緊急を要するものではなく、ごく普通に実施される予防的矯正手術であるという。そのため、今後数週間以内に実戦への復帰が可能である模様。不整脈による2カ月間の離脱が報じられていたマズラウィだったが、症状は軽度であったようだ。なお、同選手は昨年1月に心膜炎を発症し、約3カ月間の離脱を強いられた。前回の心膜炎は新型コロナウイルスへの感染が原因と伝えられているが、近年のサッカー界では心臓疾患が多発している。
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