今月引っ越す予定です。今のエアコンは「10年以上」使っていますが、まだ使えるのでそのまま新居に持ち込んでも問題ないでしょうか?
引っ越しするときに、現在使用しているエアコンを新居へ持ち込めば買い替える費用を削減できますが、エアコンを持ち込む際の費用や注意点が気になるでしょう。 本記事では、エアコンを新居に持ち込む際の費用や確認事項、買い替えのタイミングを調べました。引っ越し時のエアコン移設で悩んでいる方は参考にしてください。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
エアコンを新居へ持ち込む費用は?
引っ越し時のエアコンの移設費用は、業者や地域によって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。 ●取り外し:8000円~1万円 ●取り付け:1万5000円~2万5000円 ●運搬:引っ越し料金に含む 引っ越し時にエアコンの移設をする場合は、引っ越し会社がエアコンの移設サービスを実施しているか確認しておきましょう。エアコン移設を受け付けていない場合は、別途事業者を紹介してくれるケースもあります。 ただし、エアコンを新居に持ち込む際は、トラブルを回避するためにも事前に確認しておくべきポイントがあります。
エアコンを新居に持ち込むときの確認事項
何も確認せずエアコンを引っ越し先に持ち込むことは危険です。これから紹介する2点の確認事項をおさえることで、引っ越し先でのトラブルにあったり、余分な費用がかかったりすることを防げるでしょう。 ●引っ越し先でエアコンを設置できるか確認する ●賃貸物件の場合は管理者に事前に確認する 引っ越し先の部屋で、現在使用しているエアコンを設置できるとは限りません。例えば、現在使用している部屋より引っ越し先の部屋が小さかったり、部屋は大きくなっても室外機を置くベランダが狭かったりすると設置が難しくなるケースがあります。 また賃貸物件の場合、室外機をつなげるための穴を壁に開ける工事が禁止されていることもあります。そのため、事前に引っ越し先に現在のエアコンを設置できるか確認が必要です。 引っ越し先にすでに設置されているエアコンがある場合、交換がNGの場合もあります。その際は、現在使用しているエアコンの処分費用が発生するでしょう。 処分費用は、家電リサイクル法対象品の引き取りとして、リサイクル料金および収集運搬料金がかかります。一般財団法人家電製品協会によれば、リサイクル料金はメーカーによって異なり、一部のメーカーを除いてほとんどが税込み990円もしくは2000円となっています。