【ソフトバンク】近藤健介のプロ初1試合2発でサヨナラ勝ち! 主催試合19年ぶりの12連勝に小久保監督「やっぱり地の利」
◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク5×―3広島=延長10回=(2日・みずほペイペイドーム福岡) フォークに泳がされた分だけ、バットの遠心力が利いた。同点の10回2死一塁。「何とか入ってくれ!」。ソフトバンク・近藤の願いは天に届き、右翼テラス席に劇的な8号2ランが弾んだ。2回にも7号ソロで、プロ初の1試合2発。5月19日の西武戦に続く今季2度目のサヨナラ打で、チームを今季6度目のサヨナラ勝利へと導いた。 これで、みずほペイペイ10連勝。地方も含めた主催試合は05年以来、19年ぶりの12連勝だ。小久保監督は「やっぱり地の利。大声援。そりゃ全然違いますよね」と、連勝街道を支えるファンに感謝した。同一カード3連戦3連勝は今季6度目。3×6=18。西武の今季全18勝と同じ数の白星を、スイープだけで挙げている計算だ。 5月31日の広島戦(みずほペイペイ)で柳田が右太もも裏を肉離れし、レギュラーシーズン中の復帰は絶望的。「一番悔しいのはギータさん。帰ってきた時にいい順位にいて、また暴れてもらえるような舞台を整えて待っていたい」と近藤。首位を爆走しながら、ナイン一丸で千両役者の帰りを待つ。(田中 昌宏)
報知新聞社