1本100円のホルモン注射 胸を「もっと大きくしたい」相談すると… カルーセル麻紀81歳、差別や偏見と“闘い”の人生
■「大阪に行ったら麻紀がいる」
1週間に一度はホルモン剤を打っていたから、胸は自然に出てきたんですよ。脇の毛とか、筋肉とかも全部なくなりました。胸が出たから、胸の開いた洋服を着たくて。週に1度は美容室に行って、長い髪の毛をブロンドに染めていました。そうすると、目立つんでしょうね、芸能人もいっぱい来るようになりました。 「大阪に行ったらミナミのカルーゼルに麻紀がいる」って、みんな来ました。 勝新太郎さんや、3代目・市川猿之助(2代目・市川猿翁)さん。私が“べらんめえ”だから、最初は“どうも、麻紀です”なんておしとやかにしていても、途中で“この野郎”なんて言うもんだから、みんな面白がって。 私に惚れてるお客さんは「麻紀ちゃん、お願いだから男に戻らないで」なんて言うんだけど、それがウケてたんですよ。
>「別に女になりたかったわけじゃない」 性別適合手術を選んだ理由 に続く
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