K-1スーパー・ウェルター級王者オウヤン・フェンが16人トーナメントに参戦

武林風549 2024年10月26日（土）中国・唐山 　中国のキックボクシング大会『武林風』で開催されている「WLF MAX 16人トーナメント」の予選Cグループが行われ、K-1スーパー・ウェルター級王者オウヤン・フェン（中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP）が出場した。 【写真】日本でもおなじみ、中国僧のコスチュームで入場するフェン ▼WLF MAX Cグループ予選1回戦 3分3R 〇オウヤン・フェン（中国） 判定 ×BAASALILA JOHANNES（ドイツ） 　1R、前に出てくるヨハネスにパンチのコンビネーションから右ローを蹴るフェン。両者ともパンチのコンビネーションを回転させて蹴りにつなぐ。左ハイを蹴ってのワンツーから右ローはフェン。互いに右フックのカウンターを狙って危険なパンチが交錯する。フェンは飛び込んでの右ヒザ。かなり至近距離でフックを打ち合う両者。前に出るヨハネスをフェンが右フックで迎え撃つ。 　2Rも前に出てくるヨハネスをテンカオ、左ミドルで迎え撃つフェン。左ボディ、左フックを打つフェンにヨハネスは右ロー＆左インロー。ヨハネスの右ハイがかすめるが、フェンの右ローでヨハネスがバランスを崩す。左右フックから左ミドルを蹴るフェン。 　3Rも前へ出てくるヨハネスにフェンは左ミドル。ヨハネスは右ローを蹴る3連打を放つ。フェンはハイキックを放つとボディへパンチをまとめ、右ストレートを打つと今度は右ロー。さらにボディへのジャブ、左ボディ。ヨハネスがボディを打ち返してくると今度は顔面へワンツーを打つ。ボディへのテンカオを何度も決めるフェン。終盤には右ローとヒザでヨハネスを後退させて試合を終えた。 　判定は3-0でフェンが1回戦を突破した。その後、フェンは2回戦でALEXEI ULYANOVにも勝利してCグループ予選トーナメント勝ち抜き。決勝トーナメントは2025年1月、A～Dグループ予選をそれぞれ勝ち抜いた4名によって争われる。