「箸・ペンが持てない」急増 指に激痛“へバーデン結節”原因と対策 スマホの持ち方でリスクも
■キャシー中島さん(72)『へバーデン結節』と20年超の闘い
タレントのキャシー中島さんは、『ヘバーデン結節』と20年以上闘っています。 キャシーさんは、若い頃、20歳前後には「白魚のような指だね」と言われ、指輪のモデルも経験しました。 27歳頃の写真では、指に異変は見られません。 しかし、ここ最近は、指の第一関節が腫れ、中指は小指の方に傾いています。 親指にも水ぶくれのようなものができています。 キャシーさんの最初の異変は、45歳頃でした。右手の小指の第一関節が腫れました。 47歳頃、同じ右手の人差し指の第一関節も腫れたため、リウマチを疑い、病院で検査を受けましたが、「異常なし」という診断でした。 その後、50代に入り、閉経を迎える頃には、ほかの指にも痛みが出てきて、缶詰のふたが開けられない、トイレでズボンが上げられないなど、日常生活にも支障が出てきました。 57歳ごろ、初めて整形外科を受診すると、そこで『ヘバーデン結節』と診断されました。 『ヘバーデン結節』になると、日常生活に様々な支障が出てきます。 ●箸・ペンが持てない ●髪を洗えない ●ペットボトルのふたが開けられない ●財布から小銭を出せない ●キーボードや携帯電話の操作ができない ●レジ袋が持てない キャシーさんが『ヘバーデン結節』だと分かった、約15年前は、医師から、 「老化現象の1つ。根本的な治療法はありません」と言われて、痛み止めの内服薬などの対症療法にとどまっていたということです。 その後、キャシーさんに転機が訪れます。 「65歳を過ぎた頃に、SNSで、ヘバーデン結節であることを公表した。すると、ファンから『エクオール』を教えてもらい、摂取すると痛みが緩和した」ということです。 オクノクリニック・奥野祐次 総院長 「『エクオール』は、大豆イソフラボンから作られる成分。体内で、女性ホルモンの『エストロゲン』に似た働きをすることから、症状の緩和が期待される」