自民党本部が騒然…!二階俊博元幹事長の身に起きた「危なすぎる出来事」
老いには勝てず
「二階さんがコケた!」 6月5日の昼過ぎ、自民党本部が騒然となった。5階のエレベータホール付近で、二階俊博元幹事長が転倒したのだ。85歳の二階氏は5月の大型連休前に体調を崩し入院、転倒の前日に国会に復帰したばかりだった。 【当落一覧】次の総選挙で「落選する裏ガネ議員」の全実名! 女性職員が手当てに駆けつけたが、幸い大きな怪我はなかったという。 「入院で足腰が弱っており、車椅子で国会に出るわけにはいかないからと、リハビリしていました。なんとか4日の衆議院本会議に登院しましたが、側近の林幹雄元経済産業大臣と武田良太元総務大臣が脇でしっかり支えていた。国会閉会までに間に合わせたかったのだろうが、無理があったのではないか」(自民党関係者) 二階氏は入院中も「俺が死んだように言う奴がいるようだが、誰が言ってるんだ!」と激怒していたというが、寄る年波には勝てないようだ。
二階さんの力だけでは勝てない
「二階さんは5年半前に奥様を亡くされて、現在、赤坂議員宿舎の27階でひとり暮らしをしています。一時期、三男の伸康さんと一緒に住んでいましたが、いまは二階さんの後継として次期衆院選を戦わなければならないため、地元まわりに忙しい。林さんも心配して、食事を出してくれるホテルなどに移ってはどうかと進言しているが、二階さんは聞く耳を持たないそうです」(二階派中堅議員) 伸康氏の出馬準備は着々と進んでいるというが、拭えない懸念もある。裏金事件で自民党を離党した世耕弘成元参院幹事長が衆議院に”鞍替え”してくる可能性だ。 「世耕さんは伸康さんにとって強敵になります。二階陣営の町村長や地元議員は、『今回は二階さんの世話になるのではなく、我々が世話しなければならない』と焦燥感を募らせています。もう二階さんの力だけでは勝てないと言っているようなもので、影響力の低下は明らかです」(在阪記者) まさに、二階氏の足元はグラつき始めている。 「週刊現代」2024年6月22日号より ・・・・・ つづく記事『「国会を舐めている」と大ヒンシュク…自民党・今井絵理子議員が国会を長期欠席していた「あきれた理由」』では、いま党内で怒りを買っている“疑惑”について、詳しく報じています。
週刊現代(講談社)