無印良品が無糖茶の容器を再生PETボトルに切り替え
無印良品を展開する良品計画は2024年11月11日、同月13日から、無糖茶のボトルをアルミ缶から再生原料を100%使用したPETボトルへリニューアルし、全国の無印良品の店舗とネットストアで順次発売すると発表した。
炭酸飲料も再生PETボトルに切り替える予定
現在アルミ缶で販売している無糖茶は、再生原料を100%使用したPETボトルに容器を変更し、内容物の製法の見直しも行った。使用する茶葉やフレーバーも刷新する他、容量や価格の見直しも実施。無糖茶は全9種のラインアップとなる。 同社は2021年4月に飲料のボトルを資源循環の観点からリサイクル率の高いアルミ缶に全面リニューアルしたが、その後も環境負荷の低減と、飲料のおいしさを両立できるボトルについて検討を続けてきた。 その結果、再生原料100%のPETボトルの製造時におけるCO2の排出量が、従来のアルミ缶と同等以下に抑えられることが判明した。 今後は、再生PETボトルを含め、飲料ごとの風味や香りの違い、飲まれるシーンなど、それぞれの飲料の特徴に最も適したボトルを採用し変更する。今回の無糖茶のボトル変更を皮切りに、飲料ごとに順次ボトルの切り替えを行っていく。 なお、コーヒーや紅茶の飲料については、現行の容器であるアルミ缶が広い飲み口で鼻から香りを楽しめることに加え、ホット販売も可能なため、引き続きアルミ缶で販売する。また、2025年の春には炭酸飲料も再生PETボトルに切り替える予定だ。
MONOist