名水ポークバーガー完成 富山・滑川高商業科が開発、道の駅KOKOくろべで21日から限定販売
富山県の滑川高校商業科の生徒が、黒部市の道の駅KOKOくろべ内飲食店「ファミリーキッチンカモメ」の協力を得て、市の名物「黒部名水ポーク」を使ったメンチカツバーガーを開発した。21日に同店で発売する。名物を広め、地域の盛り上げに一役買いたい考え。 滑川高校商業科の生徒は毎年、地域資源を活用した地域活性化に取り組んでおり、これまでにも滑川沖の海洋深層水を使ったラーメンなどを開発してきた。 昨年の3年生が黒部名水ポークを使った商品開発を模索。今年の3年生が活動を引き継ぎ、前田莉緒那(りおな)さんと牧野花恋(かれん)さんが中心となってアイデアを練った。手頃な価格で食べられることなどからメンチカツバーガーに決定。ファミリーキッチンカモメの畑謙太郎店長が試作を重ねてきた。 バーガーは、メンチカツやトマト、キャベツをパンで挟んだ。豚肉の甘みや食感を楽しめる仕上がりだという。税込み600円で、1日数量限定で販売する。チラシのイラストも生徒が手がけた。
20日は同店で、前田さんと、21日に一緒に店頭に立つ杉本麻菜(まな)さんが出来具合をチェックした。前田さんは「おいしいものができた。たくさんの人に食べてもらいたい」と話した。 21日は午前11時半から販売し、前田さんと杉本さんを含む5人が店頭で商品を紹介する。22日以降は同10時の開店から販売する。