身長173cm 9頭身の“非現実的ボディ”相沢菜々子、グラビアでは「毎回自分の“軟体”の限界に挑戦」
グラビア撮影では毎回自分の限界に挑戦する
──グラビアを本格的に始めるとき、研究はしましたか? 相沢 めちゃめちゃしましたし、今もグラビアが載っている雑誌は片っ端から目を通します。特定の誰かを参考にするってことはないのですが、顔の作り方とか、こういう柔らかい光のときはこうすればいいんだとか、ケースバイケースで考えられるように研究しています。 ──日頃からボディメイクのために意識していることはありますか? 相沢 飽きて続けられなくなるよりは、新しいことを始めようと、コロコロ運動を変えるようにしています。今までやってきたものだと、ホットヨガ、ダンス、水泳、ウォーキング、ジョギング、筋トレ……あと昔やっていたバレエを久しぶりにやってみるとか、幅広くやっています。食事面に関しては特に意識していませんが、もともとキノコ類が好きですし、たくさん水も飲むし、健康的な生活をしていると思います。 ──そうした努力がグラビア界きっての柔軟性に繋がっているんですね。 相沢 おそらくクラシックバレエに打ち込んでいた頃よりも、今のほうが柔らかいと思います。グラビア撮影では毎回自分の限界に挑戦するので、翌日は必ず筋肉痛になりますけどね(笑)。 ──今後は俳優業に力を入れていきたいともお聞きしました。 相沢 以前から舞台はたくさん出させていただいているんですが、これからも舞台に立ちたいですし、もっと映像作品にもチャレンジしたいです。 ──芸能界に入る前から、お芝居には興味があったんですか? 相沢 特になかったです。この世界に入ったのもインターンに落ちたタイミングで今のマネージャーさんにスカウトを受けて、事務所にお話を聞きに行って入ることになって。目の前の仕事を一生懸命やっていたら、ここまで来たみたいな感じです。だからインターンに落ちていなかったら、間違いなく芸能活動はしていなかったです。 ──いつ頃からお芝居にやりがいを感じるようになったのでしょうか? 相沢 コロナ禍を経て、舞台のお仕事が増えたんですが、お客さんが来てくれる幸せをしみじみと感じたんですよね。その辺から意識が変わりましたし、自分とは違う人間になりきる、今と違う人生を生きるというのが面白いんです。俳優を始めるタイミングとしては遅いほうだと思うんですが、遅咲きだからこその度胸もありますし、どんどん新しいことに挑戦していきたいです。 (取材・文/猪口貴裕)
猪口 貴裕