目指すは総理一択!国民民主党・玉木代表が憂う野党のヤバさとは?
野党共闘をするための条件とは?!
目標は総理大臣と熱く語る玉木氏ですが、そこに至るまでは、どのような道のりを思い描いているのでしょうか。 玉木氏「もうね、選挙が行われますから、いろんなことがあっても、選挙の後の話だと思います」 選挙の前に、野党全体で連立構想を描いて共闘を組むのは「今のままだと難しい」と玉木氏は言及。 今の野党勢力をコントロールするのであれば、安全保障や原発を含むエネルギー政策や憲法などの国の基本政策において、ある程度の一致点を見出す必要があるとコメントしました。 玉木氏「そこ(政策の議論)を飛ばして、選挙区調整だけでやろうとするから、国民に見透かされるし、ワクワクもしない!」 MC伊藤「次の選挙がひとつのターニングポイントになるのでしょうか?」 玉木氏「なる。もう、10月解散、11月選挙でしょ!」
むしろ後退している野党が致命的?!
国民民主党は同党の国会議員から首長になる人材を輩出してきました。玉木代表の進路としても首長を選択する可能性はあるのかという問いに、玉木氏は「ない」と即答します。 「小さいとはいえど志の高い国民民主党の代表をしている。やはり国政政党の代表として目指すのは総理大臣」と断言。「常に自分が国家運営をする意識でやってきた。だから国民民主党の政策は非現実的なことを言わず、でも今の政権与党だとできないことを言い続けてきた。(中略)政策本位で対決より解決、改革中道勢力でやっていこうと決めた多くの仲間といつか必ずまた政権を担おうと思ったから国民民主党を残した」との想いを吐露しました。 MC伊藤「以前から玉木さんは、政権交代の必要性であったり、ご自身が総理大臣になることを言及されてきましたが、今もそれを変えずにいるのは、タイミング的にはチャンス到来と感じます」 玉木氏「ずっと同じことを言い続けているし、ポジションは変えてないので。むしろ、時代が我々を必要とするような状況になってきたのかな。立憲にはもっと頑張ってもらいたいですね。本当に……」 立憲民主党の代表選は、前代表の枝野氏や民主党政権時代に総理大臣だった野田氏に注目が集まっています。 この状況に玉木氏は「枝野さんや、野田さんにしても、民主党の悪夢だとか、野党がバラバラになった責任を負っているような人たちじゃないですか。そういう人がまた出てくるのは、国民の期待を集める野党第一党にならないんじゃないかな」と述べました。 MC伊藤「やはり、新しい世代がドンドン出るように」 玉木氏「野田さんに出馬要請をするんじゃなくて、自分達が出よう!と。私よりも当選回数が若い人間がどんどんやらないと、活力が生まれないですよ!」 自民党は小泉氏や小林氏などの若い世代が総裁選に立候補を表明しています。 玉木氏「今、自民党は変わるかもしれないという期待がある一方で、むしろ変わらなさそうなのが、野党側というのは致命的」だと語り「(立憲民主党は)代表選挙を通じて、前に進むんじゃなくて、後ろに下がっていることを確定させるような選挙になるんじゃないかと懸念している」とコメントしました。