「これまでは羨ましそうに見ているしかなかった」男子バレーのクラブチーム 初めて新人戦に参加「熱量すごかった!」
太宰府U14バレーボールクラブ 高田政樹 代表 「やっぱりクラブチームで集まって中体連の試合に出られるっていうのは、同じ中学生なので価値があることじゃないかなと思います」 ■「違和感」感じる学校関係者も ただ、長年、部活動に携わってきた学校関係者の中には複雑な思いを抱えている人もいます。 福岡県内の公立中学の校長で、筑紫区新人バレーボール大会の会長を務める平野善浩さんは、クラブチームの子どもたちが参加することについて「違和感がある」と話しました。 筑紫区新人バレーボール大会・会長 野善浩さん 「やっぱり最初は違和感はありますよね。『あれ、なんで学校の中にクラブチームが入ってくるのかな』っていう違和感はあるとは思います。慣れていくしかない。そういう受け皿やシステムができつつあるのはいいんじゃないかなと考えています。」 ■太宰府U14 初めての新人戦に参加 クラブチームの中体連や新人戦への参加は、自治体によって対応が異なります。 福岡県では、中体連に加え、今年から新人戦にもクラブチームが参加できるようになりました。 太宰府U14は10月、初めての新人戦に挑みました。 初戦は緊張からかミスが目立ち一進一退の展開となりましたが、徐々に慣れると2セットを連取し準決勝に進出。 準決勝も2セットを奪って決勝へとコマを進めました。 ■コートの外で監督が伝えたこと クラブチームの選手といっても全員が中学生。 コートの外では監督からこんな指導を受けていました。 太宰府U14バレーボールクラブ 金子佑一郎 監督(48) 「ユニフォーム着とるやつは責任もって、中体連の新人戦のラインズマンだとか得点だとか、そういった役割がある。そういったところをきちんとやれって。こういう大会に出るのはそういう意味があるんだよ。中学生として出てるんだから」 ■決勝に進んだ 結果は? そして迎えた決勝。相手は春日西中学校です。 序盤はリードしますが、その後は互いに一歩も譲らず、激しいスパイクの打ち合いになります。 最後は自分たちのミスで得点を与え、この日初めてセットを落としました。 続く2セット目は奪い返し運命の最終セット。
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