「これまでは羨ましそうに見ているしかなかった」男子バレーのクラブチーム 初めて新人戦に参加「熱量すごかった!」
楓さんの母・柳原良子さん 「この場所がなければ、ほかの場所を探すか、またはほかの競技に変えるかという選択肢だったかなと思うので、今このチームがあることでバレーボールを続けることはできているのかなと思います」 ■部活ではなくクラブチームを選んだ中学生も 学校にバレーボール部があってもクラブを選ぶ生徒もいます。 古賀颯和さん(中2)が通っている筑前町の夜須中学校では、今年度から教員の働き方改革のため部活動を平日3日と土日どちらか1日の週4日に制限しています。 古賀さんはもっと練習したいと、家族や顧問と話し合ってクラブに入ることを決めたそうです。 太宰府U14バレーボールクラブに所属する古賀颯和さん(中2) 「部活の顧問の先生から頑張って来いよって言われました」 夜須中学校・男子バレー部 阿波俊介 顧問 「彼の高校進学とかそういう夢を聞いた時に、夜須中学校でバレーをやるよりもよりレベルの高いクラブチームでプレーした方が間違いなく彼の上達、スキルアップにつながるなという思いで彼の夢を後押ししました」 ■参加できなかった中体連「羨ましそうに見ているしか・・・」 クラブチームである「太宰府U14」は、これまで中体連の大会に出場することはできませんでした。 太宰府U14バレーボールクラブ 高田政樹 代表 「クラブチームで活動する子どもたちは、友だちが中体連に出ているのを、上のギャラリーから応援する、羨ましそうに見ていることしかできなかったんです」 しかし去年、国が部活動の地域移行を進めたことに伴い、福岡県では軟式野球やサッカー、バレーボールなど19の種目でクラブチームが中体連の大会に参加できるようになりました。 太宰府U14バレーボールクラブに所属する古賀颯和さん(中2) 「自分も出たいなと思っていました。中体連の大会に出場できてうれしい」 颯和さんの母 古賀渚さん 「試合をさせてもらう中で、たくさん学ばせてもらってることがあって、とてもありがたいなと思っています」
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