「目の不自由な方へ音の出る信号機を」RCCラジオ・チャリティ・ミュージックソンの寄付で新たに設置 音の鳴る信号機の渡り初め
中国放送
音の出る信号機を贈るRCCラジオのキャンペーンで集まった募金の贈呈式がありました。 【写真を見る】「目の不自由な方へ音の出る信号機を」RCCラジオ・チャリティ・ミュージックソンの寄付で新たに設置 音の鳴る信号機の渡り初め 贈呈式では、募金の目録が県警の 大木晋 交通部長に贈られました。 RCCラジオ・チャリティ・ミュージックソンでは、去年11月から3か月間のキャンペーンで、およそ890万円の募金が集まりました。 この募金で、音の出る信号機は県内に新たに4か所設置されました。そのうちの1つが広島市西区の県営グランド南交差点です。 この交差点をよく利用する目の不自由な男性 「先日も赤になって(間違えて)2、3歩足を出したら赤ですよって近所の人が声をかけてくれた。勘で渡るというか感覚で渡るというか、ひとつ青を待って渡るとか。そうしてきたので、それがなくなる。」 音の出る信号機に加えて、周囲の人の声かけがあればより安心できると言います。 広島県視覚障害者団体連合会 橘高則行 会長 「やはり人の声かけが一番安心できます。『困っていますか』とかそういった優しいお声をいただければ本人も安心できる」 RCCラジオ・チャリティ・ミュージックソンによる「音の出る信号機」の設置はこれで46か所となりました。ことしもRCCラジオを通じて11月1日から募金の呼びかけが始まります。
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