阿部サダヲ、大人になった芦田愛菜に感慨深げ「走り回って転んでばかりの子だったのに」
永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、山本耕史、阿部サダヲ、武内英樹監督が13日、都内で行われた映画『はたらく細胞』初日舞台挨拶に登壇した。 【動画】芦田愛菜の演技力に脱帽の阿部サダヲ 人間の親子、健康な女子高生・日胡役は芦田愛菜、不摂生な父・茂役は阿部サダヲが演じ、久々の親子役共演も大きな話題に。原作にはない映画オリジナルの人間ドラマパートに早くも感動の声が相次いでいるなか、芦田は「原作に無い部分を演じたのでどんな風に受け取っていただけるのか不安なところもあったんですけど、私が演じることで、観ている方に人間の体の中と外の連動が想像しやすくなればいいなと思って演じさせていただきました」と、日胡役への思いを振り返った。 父・茂役の阿部は、「武内監督から衣装合わせの時に『リアルでも不摂生にしてください、暴飲暴食してください』と言われていたので(笑)。そうするとちゃんと体から不健康なものが出てくるんですよ、体って正直ですよね!」とまさかの監督からのオーダーを明かし、会場を沸かせていた。 また、二人とも久々の共演を喜びながら、芦田は「阿部さんが面白いところとシリアスなところと、ギャップのある茂パパを演じていらっしゃったので、間近で見られて嬉しかったです」と感激の様子を見せ、阿部は芦田のコメントに対し「こんなに大人になって…。それにこんなに高いヒールを履くようになったんだね、走り回って転んでばっかりいるような子供だったのに…!」と感慨深げに語っていた。