へリポート施設で不審者侵入を想定した訓練 職員らがさすまたなどの使い方学ぶ・芳賀町
とちぎテレビ
栃木県内のヘリポート施設に不審者が侵入したことを想定した訓練が13日、芳賀町で行われました。 訓練は、芳賀町にある栃木県の航空施設「栃木ヘリポート」で行われ、県の職員や警察官など合わせて30人が参加しました。 刃物を持った不審者が施設に侵入した想定で行われ、職員は通報してから警察官が到着するまでの間、さすまたを使って時間を稼ぎ、駆け付けた警察官が不審者を取り押さえるまでの一連の流れを確認しました。 続いて、参加者が警察官から防犯機材の使い方の説明を受けたあと、実際にさすまたを使った訓練が行われました。 警察官から構え方や握り方のほか「不審者となるべく距離を取ることが大事」などと使い方のコツが伝えられました。 県によりますと栃木へリポートでは、これまでに警察と連携して図上訓練を行ってきていて、万が一の場合に備えようと実働訓練を初めて行ったということです。 訓練を終えて、県交通政策課・栃木へリポートの片柳修一副主幹は「大きな空港が狙われる危険性があり、栃木テレポートでも空港と同じような危険性があるという心構えをもってやらなくてはならないと考えている。誰がどのように動くということを、改めて確認する」と話しました。
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