米海兵隊のオスプレイ、飛行を再開 沖縄・普天間飛行場を離陸、市街地上空を飛行
米軍が輸送機V22オスプレイの飛行を一時的に停止していた問題で、米海兵隊は11日、飛行を再開した。午前10時13分、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場で米海兵隊所属のMV22オスプレイ1機が離陸し、市街地上空を飛行した。 【写真】デニー知事、オスプレイは「永久に使用停止を」 ワシントン駐在に情報収集を指示
10時1分ごろに1機がエンジンを始動させ、同11分ごろに滑走路へ移動して離陸。市街地上空を回って、同27分ごろ着陸した。 オスプレイを巡っては、米海軍航空システム司令部が6日、最近の予防着陸の事案を受けて米軍が使用する全種類のオスプレイの一時的な運用停止を提言した。米海兵隊は6日から96時間、運用を停止する措置をしていた。普天間飛行場所属機は7日以降、離陸していなかった。海軍、空軍も運用を停止している。 AP通信によると、11月20日に米ニューメキシコ州の基地で墜落につながりかねない事故があり、昨年11月に鹿児島県・屋久島沖で米兵8人が死亡した墜落事故との類似点が判明したという。初期分析によると屋久島沖の事故と部品は異なるが、同様の金属劣化が関係している可能性がある。
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