補助金を適用すると……“車両価格は200万円以下!?” ホンダが軽商用EV「N-VAN e:」を正式発表!
使い方に応じて選択できる4グレードを設定
ラインナップは、商用から個人ユースまで幅広く活用できる4席のシートの「e: L4」、趣味やレジャーシーンにも使いやすい「e: FUN」、商用ユースに特化した1人乗りの「e: G」と2席前後タンデム仕様の「e: L2」の4グレード。 「e: L4」は4席のシートを配置したスタンダードタイプで、「e: FUN」は、明るいベージュカラーのインテリア、LEDヘッドライトを採用した上級仕様。 商用ユースを前提とする「e: G」「e: L2」の2タイプは、本田技研工業法人営業部 および新車オンラインストア「Honda ON」での販売限定で、リース契約のみでの取り扱いとなる。「e: G」「e: L2」は助手席側のシートをなくし、より長尺の物を積めるように室内形状を工夫したほか、フロア高を低くし積載性と使い勝手を向上させている。 なお、スタンダード仕様の「e: L4」、商用ユースを前提とする「e: G」「e: L2」には急速充電機能を装備しないモデルも設定する。 「ホンダ N-VAN e: 」ラインナップ(価格は税込み) e: L4(急速充電なし) ¥2,699,400 e: L4 ¥2,809,400 e: FUN ¥2,919,400 商用ユース<法人営業部/Honda ON限定販売> e: G(急速充電なし) ¥2,439,800 e: G(急速充電) ¥2,549,800 e: L(急速充電なし) ¥2,549,800 e: L(急速充電) ¥2,659,800 4人乗りで趣味用途でも活躍しそうなグレードは¥2,699,400から、配送用など商用向けは¥2,439,800からで、日産サクラなどと比べても戦闘力は高いが、事業用補助金(LEVO補助金)を利用すれば200万円を下回ることになる。一般使用補助金は軽自動車で最大55万円の補助金が受けられる。 今後ホンダは2025年には軽乗用EV、2026年以降にはSUVタイプを含む小型EVを発表する計画だという。
■「ホンダ N-VAN e:FUN」スペック 全長×全幅×全高 3,395×1,475×1,960mm ホイールベース 2,520mm 車両重量 1,140kg パワーユニット 1モーター システム最高出力 47kW(64PS) システム最大トルク 162Nm(16.5kgf・m) 一充電走行距離(WLTCモード) 245km バッテリー容量 82.7Ah 駆動方式 FWD 最小回転半径 4.6m 乗車定員 4名 メーカー希望小売価格 ¥2,919,400(税込) 文/近藤暁史
MonoMaxWeb編集部