“岡本が打たないとちょっと厳しい” 解説・山本昌の見どころ「もつれると中日に分がある」【巨人ー中日】
◇プロ野球セ・リーグ 巨人ー中日(3日、前橋) 巨人はなかなか点が奪えない試合が続いています。1点を取りに行くために再三バントを敢行していますが、送りバントの成功率は.730とリーグ最低となっています。 【動画】7月2日の巨人戦ハイライトはこちら 巨人の先発は群馬・前橋出身の井上温大投手です。これまで4試合に先発していて、先発時の防御率は4.87となっています。地元での登板については「成長した姿を見せたい」と語っていました。 対する中日は38歳の涌井秀章投手。今季はこれまで12試合に登板し、2勝4敗と勝ち星に恵まれてはいませんが、防御率は2.75としています。 この日の解説は山本昌さん。「ロースコアのゲームが多い。もつれると中日の方に分がありますね。後ろが強力なんで、ジャイアンツとしては先制しないとですが、岡本が打たないと厳しいなというのがありますね」と先制点が大事だと強調しました。 「中日の涌井投手は意外と簡単に先制点を取られることが多い。1、2点でまとめることはまとめるんですけどね。井上投手もブレイクしかかったかと思うと調子が落ちたり、分からない。ドラゴンズは福永を1番においたり、石川昂弥が打ったり、打線のつながり出てきている印象ですね」 プレーボールは午後6時です。 ▽セ・リーグ チーム別バント成功率(企図数ー成功数)7月3日現在 ヤクルト.866(97-84) 阪神 .818(66-54) 広島.817(82-67) 中日 .783(83-65) DeNA.732(41-30) 巨人.730(100-73)