大阪桐蔭・ラマルが豪快なスイングで痛烈安打!目を閉じて集中力を高め、代打の切り札に!
<第106回全国高校野球選手権大会:大阪桐蔭5ー0興南>◇8日◇1回戦◇甲子園 大阪桐蔭のスラッガー・ラマル ギービン ラタナヤケ内野手は初戦の興南戦で代打で登場し、豪快なスイングから痛烈な左前安打を放った。高校通算33本塁打中、公式戦でも10本を記録しており、長打力は桁違いのものがあるラマルだが、この夏はベンチスタートが中心だ。準備の仕方も工夫をしている。 【トーナメント表】甲子園大会2日目第一試合までの結果一覧 「先発は3打席のある中で1本打てばいいですが、代打は1本勝負なので、初球からどんどんスイングをしていかないといけません。打ち損じをしないようにベンチ内の準備を大事にしています」と語る。試合中は鏡に向かっての素振りをする中、目を閉じて相手投手のことを想像しながら打席に立つという。 「相手の田崎(颯士)投手は左なので、内角に食い込んでいく球を投げるかなと思いました。それをしっかりと打つことができました」 代打でも自分なりの準備法を編み出し、非凡な打撃を見せるラマルの2回戦以降のパフォーマンスに注目だ。