座禅・茶道・講和を一体で体験 「美濃源氏土岐氏復活祭」 岐阜市
中世に美濃国で活躍した土岐氏の遺徳を偲ぶ、「美濃源氏土岐氏復活祭」が岐阜市で開かれ、参加者は、ゆったりとした雰囲気の中、座禅や茶道を体験しました。 このイベントは、「清流の国ぎふ」文化祭2024事業の一環で土岐氏の郷土史研究を進める団体「美濃源氏フォーラム」が、企画しています。 イベントでは、県内の寺院6カ所で、「歴茶禅一味」と銘打ち、座禅や茶道、講演を一体に体験できるプログラムが行われていて、このうち、岐阜市の瑞雲院では、約20人が参加しました。 茶道の体験では、「美濃源氏フォーラム」の理事長を務める井澤瑞浪さんが戦国時代の武将で茶人の古田織部を源流とする式正織部流を披露。 また、講演では瑞雲院の東海晶子さんが土岐氏とのゆかりが深い寺院の歴史などを説明し、参加者は熱心に聞き入っていました。 この「美濃源氏土岐氏復活祭」は次回、11月24日に瑞浪市の正源寺で開催されます。