やす子、チャリティーマラソンの募金額は約5億円 全国600の養護施設へ自作カタログ寄付「当時自分が欲しかったものをみんなに」
【モデルプレス=2024/10/28】お笑いタレントのやす子が、10月27日放送の日本テレビ系「24時間テレビ47 もう1つの物語」(ひる4時~)に出演。自身が過ごした児童養護施設での状況や、現在の思いを明かした。 【写真】やす子、お手製のカタログ ◆やす子、児童養護施設時代を回顧 様々な事情で保護者と暮らすことができなくなってしまった子どもたちを支援する福祉施設である児童養護施設。現在約600箇所、約2万人の子どもたちが生活しているという。10代の頃児童養護施設で過ごしていた時期があるやす子は当時について「結構身の回りの人はすごい壮絶な家庭環境で。本当に愛が足りないなって…本当にみんな愛情に飢えている子ばっかり」と振り返った。 また設備などについても、大勢の子どもたちが使用するため仕方がないながら「スポーツの道具がみんなぼろぼろなんですね。皆ずっと破けてるのを使ってて、それを刺繍してグローブを使うとか。サッカーボールがペラペラにめくれて、中のゴムの状態で使ったりとかしてた」と回顧。そんな中「こっそり施設の前に鉛筆とかランドセルとか置いてくれる人がいるんですよ。そういうことに一番すごい救われた」と見ず知らず人の親切に救われていたことも明かした。 ◆やす子、児童養護施設で育つ子どもたちへの想い明かす やす子は8月31日から2日間にわたって放送された「24時間テレビ47」(日本テレビ系)でチャリティーマラソンのランナーとして81キロを完走。その後も寄付が集まり合計「5億493万6310円」が集められたという。「自分が養護施設にいた時にしてもらいたかったことを今する番だとは思っています」と語ったやす子。養護施設からの要望としては、自転車がほしいという声が多く、やす子は「どこの施設も数があるけど、年季が入ってて子供の時恥ずかしい(思いをしている)」とすぐにその理由を理解。「『ちょっとだけ綺麗な自転車乗れたら嬉しかったな』とか思ってる子が今いたら、ちょっと力になれたらいいなと思います」と想いを口にした。 ◆やす子、約5億の寄付金の中からやりたかったこととは 番組では寄付の使い道が、全国約600の養護施設に図書カード10万円・6060万円、子どもたちに外食の経験をしてもらうための食事券10万円分・6060万円、留学・教育などを含む子どもの夢支援・約1億円、そして「やす子が実現したいこと」に2億8000万円であることが公表され、やす子は施設へのアンケートを元に、自転車やパソコンなど子どもたちが欲しいもの11点のカタログを自身の手書きイラストを添えて制作。この2億8000万円で、子どもたちが選んだものを可能な限り贈呈することも明かされた。 この日は実際に養護施設にやす子がおもむき、子どもたちと触れ合う様子も。やす子は将来の夢を語る子どもたちへ「絶対なれるよ!途中で変わってもいいからね、夢って!」とエールを送り、「当時自分が欲しかったものをみんなにあげられたらいいなと思って募金を帯びかけて5億円集まって皆さんにものを送ることができて目標を達成することができたと思うので、大事に使っていただけたらいいなと思います」と笑顔で語りかけていた。(modelpress編集部) 情報:日本テレビ 【Not Sponsored 記事】
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