「控えとして考えられていたが…」 サッカー日本代表FW浅野拓磨に現地メディアが高評価! 「スタメンで…」【海外の評価】
サッカー日本代表FW浅野拓磨が所属するRCDマジョルカは現地時間18日、ラ・リーガの開幕戦でレアル・マドリードと対戦し、1-1で引き分けた。スペインメディア『マルカ』は19日、先発出場を果たし、昨季の王者相手に貴重な勝ち点1を獲得することに貢献した浅野を称賛している。 プレシーズンマッチで得点を重ね、アピールに成功していた浅野は、右ウィングの位置で開幕スタメンを勝ち取った。今シーズンから、ブンデスリーガのVfLボーフムからフリーで加入したアタッカーは、スター軍団を相手に持ち前のスピードと献身的な守備で存在感を放った。72分で交代となったが、ピッチを後にする際には、スタジアムに駆け付けたマジョルカのファンから、浅野に対して拍手が送られている。 同メディアは、「2人の新加入選手がレアル・マドリード相手に好パフォーマンスを見せ、先発メンバーとしての実力を証明した」と報じ、浅野に加えて、今夏に加入したコロンビア代表DFモヒカを高く評価している。そして、日本人アタッカーについては「チーム内で『タク』と呼ばれている浅野は、十分なパフォーマンスを見せただけでなく、質の高い突破やプレーで、スタメンでプレーできることを示した」と言及している。 また、「当初はこれからチームに加わると予想されるサイドアタッカーの控えとして考えられていたが、浅野はスタメンを狙っている」と報じ、「浅野のチームへの適応は早く、ヨーロッパ、特にブンデスリーガで数年間プレーしていた経験が役立っている」と伝えている。マジョルカのエースストライカー、コソボ代表のベダト・ムリキは、「タクのプレービジョンがとても好きだ」と語っていることから、浅野は、メディアから高い評価を得ているだけでなく、すでにチームメイトからの信頼も得ていることが伺える。次節は24日のオサスナ戦。初アシスト、初ゴールに期待がかかる。
フットボールチャンネル編集部