パレスチナの歴史や現状を知って 札幌のムスリム生徒らがポスター
イスラム教徒の子どもが通う札幌市のインターナショナル・スクールの生徒らが16日までに、戦闘が続くパレスチナの歴史や現状を伝えようとポスターなどアート作品を制作した。6月に開くバザーで一部をオークションにかけ、集めたお金をパレスチナ支援団体に寄付する計画だ。 制作したのは「サッポロ・イスラミック・インターナショナル・スクール」の生徒約10人。エジプト出身のロジャイン・シェハタさん(12)は「パレスチナでは家族が殺されている人がいるのに、日本では知らない人が多い」と訴えた。 生徒らは授業でパレスチナについて学び、ポスターや絵、習字などで平和を求めるメッセージを表現した。