ウクライナ東部の要衝制圧 新年休暇中も侵攻継続 ロシア
ロシア国防省は6日、ウクライナ東部ドネツク州の要衝クラホベを猛攻の末、完全に制圧したと明らかにした。 【地図で見る】ウクライナ戦況マップ クラホベは、親ロシア派の中心都市ドネツクの西方約40キロに位置。ウクライナ軍が砲撃に利用してきた軍事拠点で、陥落の結果、ロシア軍の進軍ペースが加速すると主張している。 ロシアのメディアによると、クラホベを巡る激戦は昨年11月から始まった。12月末にはウクライナ軍は発電所など一部地区を管理するのみとなっていた。 今月7日は東方正教のクリスマス。6日は「イブ」に当たるが、ロシアのプーチン政権はクリスマス・新年休暇中も侵攻を続けている。