陸奥湾震源90年ぶりマグニチュード5超 今後1週間は同程度の地震が発生する恐れ
RAB青森放送
今日午後陸奥湾を震源とする地震があり、平内町などで震度4を観測しました。 陸奥湾を震源とする地震でマグニチュード5以上を観測したのは90年ぶりでした。 気象庁によりますと今日午後3時40分ごろ、陸奥湾を震源とする地震がありました。 震源の深さは10キロで、地震の規模を示すマグニチュードは5.1と推定されています。 この地震による津波の心配はありません。震度4を観測したのは、平内町、野辺地町、横浜町、佐井村です。 また青森市、十和田市などで震度3を観測しました。 いまのところ六ヶ所村の再処理工場、むつ中間貯蔵施設、東北電力東通原発で異常は確認されていません。 警察や消防、県などによりますと、地震による被害の情報はないということです。 青森地方気象台によりますと陸奥湾を震源としたマグニチュード5以上の地震は、1934年10月30日にマグニチュード5.5を観測して以来90年ぶり2回目です。 気象台は今後1週間は同程度の地震が発生する恐れがあり、さらに大きな地震が発生した際は津波に関する情報に注意・警戒をするよう呼びかけています。